イカやタコはどこが頭でどこが胴か?
タコ(蛸)は8本、イカ(烏賊)は10本とは、もちろんそれぞれの足の数である。
吸盤のついたこの足は、一方では手と呼ぶこともある。
生物学的にはイカは「十腕亜目科」に属しているので、正しくは腕なのかもしれない。
わたしたちがこの腕を足と思うのは、タコなら丸い部分、イカならひれのついた三角部分が頭と思うからだ。
ところが、イカやタコの頭部というのh、腕のつけ根部分のことをさす。
この部分に目や口があるからである。
ではタコの丸い部分やイカの外套部(ガイトウブ)はなにかというと、これは胴にあたり内臓が入っている。
ちなみにイカのえんぺら(三角部分)は泳ぐときの舵の役目をする。
このことからすると、タコやイカの体は、腕のある方が前であり、胴の方がうしろということになる。
さらに水を噴き出す為の漏斗状(ジョウゴジョウ)のものがるほうが腹側だといわれている。
ではふつうの魚のように腹を下側にし、腕側を前にして泳ぐかといえばそうでもない。
漏斗を動かすことで、前後左右どちらへでも泳げるようになっているのである。
byチェリー号船頭の雑学
蛸釣り
byチェリー号船頭の雑学
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