クジラの潜水時間はどのくらい?
クジラ(鯨)は、かなり長い時間水中に潜っていることが出来る。
クジラのなかでも耐久時間のもっとも長いマッコウクジラ(抹香鯨)は、じつに七十分間も潜り続ける。
海底一〇〇〇メートルという深さまで潜れるのは、哺乳類では、このマッコウクジラしかいない。
肺呼吸をしているクジラが、どうしてこんなに長時間潜りつづけることができるのだろうか。
それは、酸素を蓄えることのできる特殊な筋肉を持っているからだ。
クジラの筋肉には、「ミオグロビン」という肉色素がたくさん含まれている。
血液中のヘモグロビンが酸素を蓄えるのと同じように、ミオグロビンには、酸素と結合して組織の呼吸を助ける働きがあるのだ。
マッコウクジラのミオグロビン含量は哺乳類中最高だとされる。
byチェリー号船頭の雑学
シャチ
名古屋港水族館で
byチェリー号船頭の雑学
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