2017年08月19日
タンパク質を濃縮した未来食品”マリンビーフ”
タンパク質を濃縮した未来食品”マリンビーフ”魚が苦手の人は、魚の骨、魚のにおいに原因があることが多い。
そんな人にとっておきのニュースがある。
骨もにおいもない魚、マリンビーフが出来たのである。
マリンビーフとは、その名のとおり、海の牛肉である。
魚のくさみがなく、畜肉の舌ざわりを持ち、栄養価の高い、別名”魚肉濃縮タンパク食品素材”
という農林水産省開発の魚の加工食品である。
マリンビーフの製造法は、魚肉に対し、食塩を1%、重曹を0,5%加えて練りあわせ、
ゼリ-状にし、それを顆粒状にしてからアルコールで固める。
アルコールで固める工程が、畜肉に近い硬さや弾力をつける。
その後アルコールを抜き、乾燥させるのである。
マリンビーフは、タンパク質が90パーセントと、大部分を占める。
脂肪はゼロに近いので、魚特有のにおいがないのだ。
水につけておくと、5倍位の重量に膨張する。
マリンビーフは水で戻してひき肉と同じように調理するが、結着性に欠けるので、ハンバーグやミートボールに使うときは、
畜肉を30~50%にたして調理する。
国立栄養研究所でマリンビーフのネズミ実験を行った。
ネズミにマリンビーフ、全卵タンパク質、牛肉タンパク質と、それぞれわけ与えて成長を観察したところ、
マリンビーフのネズミは全卵タンパク質のねずみはより多少は劣ったが、牛乳タンパク質よりは上だった。
消化率もよく、コレステロール値も低いという好参果が出た。
マリンビーフは半永久的に貯蔵できるという。
保存食にも適し、イワシ(鰯)、サバ(鯖)、サンマ(秋刀魚)、スケトウダラ(介党鱈)
などの比較的安値の魚を原料としているので、値段も安い。
その上、栄養価にもすぐれ、成人病予防にもなる高蛋白食品なのである。
現在はまだ試験的に、社員食堂などで利用されている段階であるが、近い将来、一般家庭にも登場することになろう。
byチェリー号船頭の雑学
そんな人にとっておきのニュースがある。
骨もにおいもない魚、マリンビーフが出来たのである。
マリンビーフとは、その名のとおり、海の牛肉である。
魚のくさみがなく、畜肉の舌ざわりを持ち、栄養価の高い、別名”魚肉濃縮タンパク食品素材”
という農林水産省開発の魚の加工食品である。
マリンビーフの製造法は、魚肉に対し、食塩を1%、重曹を0,5%加えて練りあわせ、
ゼリ-状にし、それを顆粒状にしてからアルコールで固める。
アルコールで固める工程が、畜肉に近い硬さや弾力をつける。
その後アルコールを抜き、乾燥させるのである。
マリンビーフは、タンパク質が90パーセントと、大部分を占める。
脂肪はゼロに近いので、魚特有のにおいがないのだ。
水につけておくと、5倍位の重量に膨張する。
マリンビーフは水で戻してひき肉と同じように調理するが、結着性に欠けるので、ハンバーグやミートボールに使うときは、
畜肉を30~50%にたして調理する。
国立栄養研究所でマリンビーフのネズミ実験を行った。
ネズミにマリンビーフ、全卵タンパク質、牛肉タンパク質と、それぞれわけ与えて成長を観察したところ、
マリンビーフのネズミは全卵タンパク質のねずみはより多少は劣ったが、牛乳タンパク質よりは上だった。
消化率もよく、コレステロール値も低いという好参果が出た。
マリンビーフは半永久的に貯蔵できるという。
保存食にも適し、イワシ(鰯)、サバ(鯖)、サンマ(秋刀魚)、スケトウダラ(介党鱈)
などの比較的安値の魚を原料としているので、値段も安い。
その上、栄養価にもすぐれ、成人病予防にもなる高蛋白食品なのである。
現在はまだ試験的に、社員食堂などで利用されている段階であるが、近い将来、一般家庭にも登場することになろう。
byチェリー号船頭の雑学
太平洋フェリー「きたかみ」
名古屋港で
2013.2.10.
byチェリー号船頭の雑学
名古屋港で
2013.2.10.
byチェリー号船頭の雑学
Posted by チェリー号船頭 at 00:34│Comments(0)
│やさしい魚の栄養学