2017年07月27日
オキアミのタンパク価は牛乳以上
オキアミのタンパク価は牛乳以上
いま、南極オキアミ(沖蝦)が注目されている。
南極オキアミは、小型のエビ(蝦)に似ていて、アミ(?蝦)やサクラエビ(桜蝦)にも見た目は近い。
いままでは、クジラ(鯨)、イカ(烏賊)、アザラシ、ペンギン、海鳥などのエサであったが、各国でも食用化の研究が進んでいる。
日本ではすでに加工品などで販売されており、学校の給食にも使われている。
さて、沖アミの成分は、100mg中タンパク質15g、脂肪3,2g、灰分3,1gで、栄養的にも良く、シバエビ(芝蝦)等の成分とも似ている。
オキアミの主成分はタンパク質であるが、アミノ酸組成は、卵(全卵)のタンパク質にくらべて、
含硫アミノ酸が少なめで、栄養のバランス的には全卵タンパク価より少し劣り、
牛乳タンパク価よりはやや上であるという結果がネズミ実験によりわかっている。
また、国立栄養研究所では、男子5名に沖アミを食べさせ、人体実験をした結果、ネズミ実験と同様の結果が出、
卵を100とした際、オキアミは89というタンパク質の利用率が出された。
魚介類、エビ(蝦、海老)やカニ(蟹)などの海産物は、他の動物にくらべビタミンAが豊富である。
オキアミもこれに劣らず、ビタミンAをたっぷり含み、それらの栄養は内臓や目玉に多く含まれている。
また、ビタミンB群も多い。
食べるときは頭や殻をむくと消化吸収が良く成り栄養価もアップする。
オキアミはまだ利用されていない海産物の中でもいちばん資源が豊富な、栄養価も高いタンパク源であるようだ。
byチェリー号船頭の雑学 
いま、南極オキアミ(沖蝦)が注目されている。
南極オキアミは、小型のエビ(蝦)に似ていて、アミ(?蝦)やサクラエビ(桜蝦)にも見た目は近い。
いままでは、クジラ(鯨)、イカ(烏賊)、アザラシ、ペンギン、海鳥などのエサであったが、各国でも食用化の研究が進んでいる。
日本ではすでに加工品などで販売されており、学校の給食にも使われている。
さて、沖アミの成分は、100mg中タンパク質15g、脂肪3,2g、灰分3,1gで、栄養的にも良く、シバエビ(芝蝦)等の成分とも似ている。
オキアミの主成分はタンパク質であるが、アミノ酸組成は、卵(全卵)のタンパク質にくらべて、
含硫アミノ酸が少なめで、栄養のバランス的には全卵タンパク価より少し劣り、
牛乳タンパク価よりはやや上であるという結果がネズミ実験によりわかっている。
また、国立栄養研究所では、男子5名に沖アミを食べさせ、人体実験をした結果、ネズミ実験と同様の結果が出、
卵を100とした際、オキアミは89というタンパク質の利用率が出された。
魚介類、エビ(蝦、海老)やカニ(蟹)などの海産物は、他の動物にくらべビタミンAが豊富である。
オキアミもこれに劣らず、ビタミンAをたっぷり含み、それらの栄養は内臓や目玉に多く含まれている。
また、ビタミンB群も多い。
食べるときは頭や殻をむくと消化吸収が良く成り栄養価もアップする。
オキアミはまだ利用されていない海産物の中でもいちばん資源が豊富な、栄養価も高いタンパク源であるようだ。


マリーナ・オブザ・シーズ
名古屋港、金城埠頭で
2016.3.27.
byチェリー号船頭の雑学 

名古屋港、金城埠頭で

2016.3.27.



Posted by チェリー号船頭 at 00:30│Comments(1)
│やさしい魚の栄養学
この記事へのコメント
100mgになってます、誤りでしょうか。
Posted by とおりすがり at 2022年06月09日 05:51