2018年07月12日
海藻にも旬がある
海藻にも旬がある
アサクサノリ(浅草海苔)の名のいわれは諸説ある。
アサクサ紙の紙漉きをヒントに作られたからという説、
浅草の雷門前に将軍家御用達のノリ屋「永楽屋」があり、
その店のノリがうまいと評判になったからとする説などである。
アサクサノリは、北海道西南部から九州南部の各沿岸でとれる。
東京湾の大森、浦安、木更津などが本場で、とくに品川沖でとれたノリは、
最高級品として有名であった。
「永楽屋」のノリはこの品川沖のものといわれる。
多くの海藻は、秋の終わりから冬の初めにかけて芽を出す。
そして冬から春、夏と成長し続け、春から初夏にかけ、十分成熟したころに採取される。
しかし、アサクサノリなどは、冬の間に成熟し、卵や胞子をつくる。
冬から春にかけて胞子を放出すると、体は崩れて流出してしまうので、冬にとりきらなければならない。
水温が摂氏八度から五度くらいがアサクサノリの成長に適しているため、暖冬の年には不作になる。
刺身のツマとなるオゴノリ(海髪海苔)や、焼きそばやお好み焼きには欠かせないアオノリ(青海苔)は、春が採取どきである。
アオノリはアサクサノリの養殖場に大発生することがあり、急遽アオノリの養殖に切り替えることもあるという。
コンブ(昆布)は東北北部から北海道沿岸が主産地。
春から夏が繁茂期で、採取は夏である。
また、コンブ科の海藻であるワカメ(和布)は、各地で広くとれるが、潮の流れが激しいところのものほどうまく、つやもあるといわれる。
満潮でもまれたなるとのワカメは柔らかく良品。
byチェリー号船頭の雑学 
アサクサノリ(浅草海苔)の名のいわれは諸説ある。
アサクサ紙の紙漉きをヒントに作られたからという説、
浅草の雷門前に将軍家御用達のノリ屋「永楽屋」があり、
その店のノリがうまいと評判になったからとする説などである。
アサクサノリは、北海道西南部から九州南部の各沿岸でとれる。
東京湾の大森、浦安、木更津などが本場で、とくに品川沖でとれたノリは、
最高級品として有名であった。
「永楽屋」のノリはこの品川沖のものといわれる。
多くの海藻は、秋の終わりから冬の初めにかけて芽を出す。
そして冬から春、夏と成長し続け、春から初夏にかけ、十分成熟したころに採取される。
しかし、アサクサノリなどは、冬の間に成熟し、卵や胞子をつくる。
冬から春にかけて胞子を放出すると、体は崩れて流出してしまうので、冬にとりきらなければならない。
水温が摂氏八度から五度くらいがアサクサノリの成長に適しているため、暖冬の年には不作になる。
刺身のツマとなるオゴノリ(海髪海苔)や、焼きそばやお好み焼きには欠かせないアオノリ(青海苔)は、春が採取どきである。
アオノリはアサクサノリの養殖場に大発生することがあり、急遽アオノリの養殖に切り替えることもあるという。
コンブ(昆布)は東北北部から北海道沿岸が主産地。
春から夏が繁茂期で、採取は夏である。
また、コンブ科の海藻であるワカメ(和布)は、各地で広くとれるが、潮の流れが激しいところのものほどうまく、つやもあるといわれる。
満潮でもまれたなるとのワカメは柔らかく良品。


チェリー号のワカメ採り


知多沖で



2014.3.2.
byチェリー号船頭の雑学 

知多沖で
2014.3.2.



Posted by チェリー号船頭 at 03:23│Comments(0)
│旬と行事