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2017年02月24日

ドジョウはウナギに負けないスタミナ源

ドジョウはウナギに負けないスタミナ源
「体を温め、生気をまし、酒をさまし、痔を治し、さらに強請あり」(『本草網目』)
「血をととのえ腎精をます」(『魚鑑』)
ドジョウ(泥鰌)が体によいことは、昔からいわれ、胃腸病、貧血、体力の衰弱にも効果があり、
リュウマチや神経痛で傷むところにドジョウの皮をはるとよいとされ、鯉こく以上に乳の出をよくするともいわれた。
下町の味覚、ドジョウは、いまやウナギより価格も高く、「土用ウナギ」より「土用ドジョウ」との声も聞かれる。
では栄養価はどうであろうか。
ドジョウもウナギもタンパク質は同程度であるが、ビタミンB2、D、灰分、カルシウム、リン、鉄分などはドジョウが上である。
ビタミンB2は、100g中0,8㎎とレバーについで多い。
カルシウムはウナギ95gのところドジョウは880㎎とかなり多い。
鉄分は4,5㎎とほうれん草より多いので貧血にもよい。
ビタミンA,脂肪の含量は、ウナギが上であるが、子を持つ夏のドジョウの卵巣にはビタミンAがウナギより多く含まれている。
また、ドジョウの脂肪は、見た目より少なく、白身程度の量であり、土用のころ食べるには、こってりしたウナギよりも、
あっさりした味のドジョウを好む人も多い。
ドジョウはウナギとならぶ夏のスタミナ源であることはまちがいない。
黄色い星 byチェリー号船頭の雑学 黄色い星
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Posted by チェリー号船頭 at 01:42Comments(0)やさしい魚の栄養学

2017年02月12日

イワシがなぜそんなに体にいいのか

イワシがなぜそんなに体にいいのか
あらゆる魚の餌にされ、「海の牧草」とまでさげすまされているイワシ(鰯)が、健康食品としていま、見直されている。
「イワシに多く含まれる核酸が老化を防ぐ」といった、アメリカのベンジャミン・S・フランク博士がその火つけ役ともいわれる。
核酸とは、RNA(リボ核酸)とDNA(ディオキシリボ核酸)の二種類からできており、それが細胞の遺伝子を構成している。
その遺伝子により、自分に似た子孫が生まれるのはご存じだろう。
さて、簡単にいえば、この核酸の変質によって、皮膚に張りがなくなり、シワができ、血管なども硬く細くなってしまう、
いわゆる老化現象が起こってくるのである。
これを防ぐためには、核酸を多く含むイワシを多く食べればいいと臨床学的に証明したのがフランク博士であった。
この説が発表されると同時に、アメリカでは一大イワシブームが巻き起こり、”核酸エキス”なるものまで商品化されたという。
この核酸は、肌や体の老化ばかりでなく、体の機能の衰えからくる成人病も予防し、また、記憶力の衰えを防ぐのにも効きめがある。
黄色い星 byチェリー号船頭の雑学 黄色い星
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Posted by チェリー号船頭 at 00:17Comments(0)やさしい魚の栄養学

2017年02月10日

シジミは黄疸、肝臓病の妙薬

シジミは黄疸、肝臓病の妙薬
「土用シジミ(蜆)は腹薬」といわれ、暑さで弱った内臓に効きめがあるとされた。
また、「シジミのみそ汁は肝臓にいい」ともいわれる。
これは、シジミに含まれるタンパク質中の必須アミノ酸、メチオニンなどの成分が肝臓の働きを助けているからである。
そのうえ、シジミは脂肪が少なく、グリコーゲンが多い。
グリコーゲンは肝臓でエネルギーをたくわえる役目をするのでグリコーゲンが多いことは、しっかりエネルギーをたくわえてくれることでもある。
シジミはまた、黄疸にも効くとされる。
黄疸は、肝臓や胆のうにたまったコレステロールが原因でなるが、シジミには、そのコレステロールを低下させる力があるからだ。
シジミの栄養素で注目すべきものにビタミンB12がある。
ビタミンB12は「赤いビタミン」などといわれ、鉄分をとっても効きめがなかった悪性貧血にも効力を発揮する。
シジミの成分をエキスとして抽出した、シジミエキスが市販されている。
しかし、シジミはなんといってもみそ汁にかぎる。
シジミのもつアミノ酸やびたみんB12などは水溶性であることからも、みそ汁は料理としてシジミを味わいながら、その効果も期待できるわけである。
魚赤 byチェリー号船頭の雑学 魚赤
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Posted by チェリー号船頭 at 00:18Comments(0)やさしい魚の栄養学

2017年02月03日

タニシは旅や戦の携帯薬だった

タニシは旅や戦の携帯薬だったビックリ
タニシ(田螺)は、淡水にすむ貝で、昔は湖、沼地、川、水田など、いたるところでとれたので、
農山村に住む人々のよいタンパク源となっていた。
かってタニシは、脚気(かっけ)や水あたりの薬とされ、タニシを煮て干したもの、ほかの食品とまぜて練り丸薬にしたもの等を、
旅や戦用に携帯したという。
また、万一の場合のタンパク質の供給源に保存されたりもしたようである。
タニシは貝類のなかでも栄養価は高く、強請食品、エスカルゴにも劣らないといわれる。
タンパク質、ビタミンA、B1、カルシウム、鉄分などは、シジミ(蜆)、アサリ(浅蜊)などよりも多い。
とくにビタミンB1が多く含まれていることで、昔から脚気(かっけ)の薬としていたことがうなずける。
脚気はいまでこそ、食糧事情がよくなり、あまりかからなくなったが、昔の人にはついてまわった病であったようだ。
しかし、大半が糖質でビタミン類の少ないインスタント食品ばかり食べている都会の独身男性諸君は要注意、
軽い病気にかかる人もけっこういるようである。
ところで、タニシにはカルシウム含量が群を抜いており、100g中130㎎もある。ちなみに牛乳は100g中100㎎である。
日本人は、とくにカルシウム接湯量が不足しているといわれる。
骨や歯の老化防止のためにも、カルシウムはどんどんとっていきたい栄養素のひとつである。
熱帯魚 byチェリー号船頭の雑学 熱帯魚
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Posted by チェリー号船頭 at 01:38Comments(0)やさしい魚の栄養学