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2017年02月03日

タニシは旅や戦の携帯薬だった

タニシは旅や戦の携帯薬だったビックリ
タニシ(田螺)は、淡水にすむ貝で、昔は湖、沼地、川、水田など、いたるところでとれたので、
農山村に住む人々のよいタンパク源となっていた。
かってタニシは、脚気(かっけ)や水あたりの薬とされ、タニシを煮て干したもの、ほかの食品とまぜて練り丸薬にしたもの等を、
旅や戦用に携帯したという。
また、万一の場合のタンパク質の供給源に保存されたりもしたようである。
タニシは貝類のなかでも栄養価は高く、強請食品、エスカルゴにも劣らないといわれる。
タンパク質、ビタミンA、B1、カルシウム、鉄分などは、シジミ(蜆)、アサリ(浅蜊)などよりも多い。
とくにビタミンB1が多く含まれていることで、昔から脚気(かっけ)の薬としていたことがうなずける。
脚気はいまでこそ、食糧事情がよくなり、あまりかからなくなったが、昔の人にはついてまわった病であったようだ。
しかし、大半が糖質でビタミン類の少ないインスタント食品ばかり食べている都会の独身男性諸君は要注意、
軽い病気にかかる人もけっこういるようである。
ところで、タニシにはカルシウム含量が群を抜いており、100g中130㎎もある。ちなみに牛乳は100g中100㎎である。
日本人は、とくにカルシウム接湯量が不足しているといわれる。
骨や歯の老化防止のためにも、カルシウムはどんどんとっていきたい栄養素のひとつである。
熱帯魚 byチェリー号船頭の雑学 熱帯魚

冬の木曽河口海苔ソダ風景
タニシは旅や戦の携帯薬だった

タニシは旅や戦の携帯薬だった

タニシは旅や戦の携帯薬だった

タニシは旅や戦の携帯薬だった


2010.12.12.カメラ
魚赤 byチェリー号船頭の雑学 魚赤




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