ナチュログ管理画面 釣り 釣り 東海 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2015年02月07日

魚の年齢はどうやって知る?

魚の年齢を知るための方法としてもっとも一般的なものは、ウロコの年輪を数えることである。
ウロコには、環線という輪が、中央部分をいく重にも取り囲んでいる。
この環線は、魚が成長するにしたがって数がふえていく。
環線の感覚は暖気にはあらく、寒期には蜜になり、その蜜集輪を数えることで年齢を知ることができるのだ。
ただ魚の種類によってはかならずしも年輪の数と年齢は一致しない。
ニシン(鰊)は年二回も年輪ができるし、アユは同年魚でも輪の数がちがっていることがある。
またウロコの辺縁は環線を識別しにくく、正確な年齢を知ることができないが、
ある程度の目安をつけるにはもっともわかりやすい方法である。
ウロコのほかにも、人間の内耳にある、聴石にあたる耳石や脊椎骨の年齢で知る方法もある。
この場合も、同年魚で耳石と脊椎骨の年輪をくらべて見ると違ってくる場合がある。
たとえばムツ(?)は幼魚のときは脊椎骨のほうが耳石よりもひとつ輪が多く、高年になるとその逆になる。
ウロコの年輪と比較してもかならずしも一致せず、魚の年齢を正確に知るのは、なかなか困難なことだといわざるを得ない。
キラキラbyチェリー号船頭の雑学キラキラ
  続きを読む


Posted by チェリー号船頭 at 01:58Comments(0)おもしろ雑学

2015年02月03日

フグは一尾で何人分殺す毒を持っているか

俗に「菜種フグ(河豚、布久)は食うな」という。
菜種のころ、すなわち三月頃はフグの産卵期であり、この時期がもっとも毒性が強いからである。
夏から秋にかけてはフグの毒も威力が落ちてしまう。
では菜種どきのフグの毒はどのくらい強力か。
いちばんわかりやすいように、一尾分の毒で何人の人間を殺すことができるかで、その強さを示してみよう。
まずもっとも毒性の強いマフグ(真河豚)は、なんと33人を殺すことができる。
つぎに恐いのはトラフグで、13人、さらにヒガンフグ11人、コモンフグ8人とつづく。
なんとも恐ろしいかぎりである。
フグの毒はテトロドトキシンというもので青酸カリの10倍もの強さがあるというから、この殺人力にも十分うなずける。
フグは江戸時代からテッポウの異名を持つが、これはあたるとかならず死ぬからで、この命名もフグの怖さを端的に示したものといえる。
ちなみに「フグちり」のことを「てっちり」というのは「てっぽうちり」がつまったものである。
人間がフグの毒にあたると、食べてから20分から4時間くらいで口や手足がしびれてくる。
やがて嘔吐感がわくようになり、体全体が麻痺状態に陥り、呼吸も困難になる。
そして意識も混濁して、ついには死に至る。
あたってもすぐに病院に行けばなんとかなることもあるので、ともかく手足のしびれなどを感じたらすぐに医師に見てもらうことが大切だ。
解毒作用があるものとして現在知られているのはシスティンというアミノ酸の一種である。、
キラキラbyチェリー号船頭の雑学キラキラ

  続きを読む


Posted by チェリー号船頭 at 00:36Comments(0)おもしろ雑学

2015年02月01日

トビウオの飛行記録はなんと400m

大正10年、まだ皇太子であった現在の天皇陛下(昭和天皇)が外遊のため、お召艦「香取」に乗られて横浜港を出港した。
そして宮古島の沖合を航行していた「香取」の甲板に三尾のトビウオ(飛び魚)が飛び込んできた。
「香取」の甲板は海面から6mもある。
こんなに高くまでが三尾が飛んだのは、陛下の旅が無事であることのきざしであるにちがいないと、侍従たちはたいへん喜んだと言う。
入江為守侍従長はさっそく、
「幸多きしるしにとてやこの朝明
          魚飛びのぼる香取鹿島に」

という短歌をつくったそうである。
観測記録によれば、トビウオが飛ぶ高さの世界記録は10mだという。
お召艦「香取」飛び込んできたのも不思議ではないが、やはり珍しい現象ではあったのだろう。
ではトビウオの飛行距離はどのくらいかというと、なんと400mも飛んだ記録がある。
このときの滞空時間は42秒にもおよんだ。
もっとも、ふつうは100~200m飛ぶのがせいぜいである。
トビウオの飛行方法はグライダーの滑空と同じ原理だと考えれば良い。
大きな胸ビレを広げ、時速70㎞ものスピードで水面下を助走、尾ビレなどで水面を激しく叩いて浮上。
あとは揚力を利用して飛行する。
ところでトビウオが水上を飛翔するのはなんのためかといえば、敵から逃れたり、船などに驚いたため、
あるいは寄生虫によるかゆみのためだと考えられている。
黄色い星byチェリー号船頭の雑学黄色い星
  続きを読む


Posted by チェリー号船頭 at 01:08Comments(0)おもしろ雑学