2017年03月17日
エスキモーに心臓病、心筋梗塞が少ないのはなぜか
エスキモーに心臓病、心筋梗塞が少ないのはなぜか
デンマークの学者によって、魚などを主食としているエスキモーには、
肉食民族に多い心臓病や心筋梗塞がひじょうに少ないことがわかった。
これは、エスキモーたちが常食としている魚に含まれるEPA(エンコサペンタエン酸)の働きによるものと判明し、
EPAなるものが、急に注目を浴びはじめたのである。
EPAとは、魚の脂肪に多く含まれている栄養素であり、血液の粘度を低下させ、血の流れをスムーズに運ぶ働きをする。
さて、エスキモー人は出血すると、血が止まりにくい体質を持つ。
傷口から出血しても、すぐに血が止まるのは、傷口にその血が固まり、損傷した部分をふさぐからである。
彼らの血が止まりにくい理由は、血が凝固しにくいからである。
したがって血栓ができにくい。
だから脳血栓や血栓が原因で起こる心筋梗塞などにかかることがほとんどないわけである。
EPAを多く含むエスキモーの食生活が、それらの疾患を予防していたということだ。
EPAがたくさんある魚は、ハタハタ(鰰)、鯵(鯵)、ブリ(鰤)、マグロ(鮪)、イワシ(鰯)、サンマ(秋刀魚)、
サバ(鯖)、などであり、とくに青背魚に多いといわれている。
また、EPAは、脂肪の量に比例して効果をあげるので、脂肪がのって味のよい旬の魚を選んだほうが、
EPAの効果がより発揮できるというものだ。
byチェリー号船頭の雑学
続きを読む

デンマークの学者によって、魚などを主食としているエスキモーには、
肉食民族に多い心臓病や心筋梗塞がひじょうに少ないことがわかった。
これは、エスキモーたちが常食としている魚に含まれるEPA(エンコサペンタエン酸)の働きによるものと判明し、
EPAなるものが、急に注目を浴びはじめたのである。
EPAとは、魚の脂肪に多く含まれている栄養素であり、血液の粘度を低下させ、血の流れをスムーズに運ぶ働きをする。
さて、エスキモー人は出血すると、血が止まりにくい体質を持つ。
傷口から出血しても、すぐに血が止まるのは、傷口にその血が固まり、損傷した部分をふさぐからである。
彼らの血が止まりにくい理由は、血が凝固しにくいからである。
したがって血栓ができにくい。
だから脳血栓や血栓が原因で起こる心筋梗塞などにかかることがほとんどないわけである。
EPAを多く含むエスキモーの食生活が、それらの疾患を予防していたということだ。
EPAがたくさんある魚は、ハタハタ(鰰)、鯵(鯵)、ブリ(鰤)、マグロ(鮪)、イワシ(鰯)、サンマ(秋刀魚)、
サバ(鯖)、などであり、とくに青背魚に多いといわれている。
また、EPAは、脂肪の量に比例して効果をあげるので、脂肪がのって味のよい旬の魚を選んだほうが、
EPAの効果がより発揮できるというものだ。


2017年03月12日
ウナギを食べると頭がよくなる
ウナギを食べると頭がよくなる
石麻呂にわれものもうす
夏やせに良しといふものぞ
牟奈伎取り食せ
『万葉集』に詠まれた大伴家持の歌である。
このように、万葉のころから夏やせにはウナギ(鰻)がいいといわれていた。
ウナギはビタミンA、B2、Eなどを多く含む。
ビタミンAはとくに多く、蒲焼きで100g中5000IUもあり、ロースの場合牛肉40IU,
豚肉17IUよりはるかに多い。
ビタミンAは、視力を増し、皮膚の新陳代謝を促進させる。
ビタミンB1は不足すると疲れやすく、食欲が減退し、ビタミンEには若返りの効果もある。
かって日本人のビタミンA摂取量がいちばん少ないのは八月の盛夏だといわれていた。
だから夏に、ビタミンAや、ビタミンB1、タンパク質などがたくさんあるウナギを食べることは、
理にかなっていたわけである。
そのほか、ウナギには脂肪分が多い。
このウナギの脂肪にレシチンが含まれている。
レシチンは体の細胞膜をつくっている主成分であり、脳細胞には欠くことのできない栄養素である。
アメリカでの研究によると、このレシチン投与により学習能力や記憶力が、なんと20%もアップしたという。
ウナギは美容と健康、そして頭脳にもいいスーパー栄養食というわけである。
byチェリー号船頭の雑学
続きを読む

石麻呂にわれものもうす
夏やせに良しといふものぞ
牟奈伎取り食せ
『万葉集』に詠まれた大伴家持の歌である。
このように、万葉のころから夏やせにはウナギ(鰻)がいいといわれていた。
ウナギはビタミンA、B2、Eなどを多く含む。
ビタミンAはとくに多く、蒲焼きで100g中5000IUもあり、ロースの場合牛肉40IU,
豚肉17IUよりはるかに多い。
ビタミンAは、視力を増し、皮膚の新陳代謝を促進させる。
ビタミンB1は不足すると疲れやすく、食欲が減退し、ビタミンEには若返りの効果もある。
かって日本人のビタミンA摂取量がいちばん少ないのは八月の盛夏だといわれていた。
だから夏に、ビタミンAや、ビタミンB1、タンパク質などがたくさんあるウナギを食べることは、
理にかなっていたわけである。
そのほか、ウナギには脂肪分が多い。
このウナギの脂肪にレシチンが含まれている。
レシチンは体の細胞膜をつくっている主成分であり、脳細胞には欠くことのできない栄養素である。
アメリカでの研究によると、このレシチン投与により学習能力や記憶力が、なんと20%もアップしたという。
ウナギは美容と健康、そして頭脳にもいいスーパー栄養食というわけである。

