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2018年03月09日

ウナギの旬は土用?

ウナギの旬は土用?
ウナギ(鰻)がいちばんうまい時期は、夏だと信じてはいないだろうか。
じつは夏よりも、初秋から冬にかけてが最高なのである。
昔からウナギは不可思議なものとされていた。
ウナギの産卵場所は、長い間神秘のベールに包まれていた。
かっては「山イモ変じてウナギとなる」と信じられていたくらいである。
ウナギは、湿った土の上をはって移動でき、滝ぞいの岩も登れるので、山中でもみかけられたからだろう。
学者アリストテレスでさえも「ウナギは泥より生ず」などと自然発生説を打ち出したほどだ。
現在は、シュミット博士により、欧米のウナギの産卵場所が西インド諸島のベルミューダ島付近の深海であることが判明したが、日本のウナギの産卵地は、いまだに確定していないようだ。
秋になると、ウナギは産卵の準備をしなければならない。
エサを食べながら、海に向かって川を下りはじめるのだ。
はるかかなたの深海をめざす長旅である。
ウナギは産卵場所に近づくと何も食べなくなるというから、十分食べて体力をつけなくてはならない。
この栄養をたっぷりとった下りウナギが、一番の食べごろといえる。
関東では、印旛沼、利根川などのほか、羽田沖から佃沖、つまり東京湾でウナギがとれた。
このウナギを江戸城の前で取れたウナギ____「江戸前」と呼んだのである。
当時、蒲焼屋の看板は、「江戸前」だった。
現在、鮨屋で使われている「江戸前」の元祖である。
その当時は、ウナギのほかに、アナゴ(穴子)、コハダ(小鰭)、エビ(海老)などがとれ、
マグロ(鮪)は関東大震災以前はとれなかったという。
ここの元祖江戸前には、「サジモノ」といって、シャコ(蝦蛄)の香りのするウナギがあり、
とくに味がよかったようだ。
もちろんシャコばかりを餌にしていたウナギである。
黄色い星 byチェリー号船頭の雑学 黄色い星
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Posted by チェリー号船頭 at 01:36Comments(0)旬と行事