2017年08月24日
ナマコ、ホヤ、ウニに栄養はあるか?
ナマコ、ホヤ、ウニに栄養はあるか?
ノルウェー、デンマークなどの北欧ではナマコ(海鼠)を海のソーセージというが、ナマコにはソーセージのように栄養は無い。
ナマコにはタンパク質が微量ながら含まれているが、この貴重なタンパク質もコラーゲン繊維の結合組織である為、
消化吸収が良くない。
他には灰分が少しあるだけで、ビタミンや糖質も少なく、ナマコの大部分は水分なのだ。
ホヤ(海鞘)も水分が多く、ナマコと同様、わずかなタンパク質、脂質、糖質とやや多めの灰分のみである。
しかし、ウニは生殖巣を食べるので、栄養的にはすぐれており、タンパク質、脂質も多く、ビタミンA、B1,B2なども含む。
また、ウニの赤褐色の色素となっているエキネノンやエキネクロールAは、ビタミンAと同じ働きを持っている。
ビタミンAは100g中、1200IUある。
ビタミンAには、目や皮膚、粘膜を保護する作用がり不足すると夜盲症になったり、肌荒れしたりする。
また、粘膜が弱くなるため、ウイルスなどが侵入しやすくなり、風を引きやすくなる。
byチェリー号船頭の雑学
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ノルウェー、デンマークなどの北欧ではナマコ(海鼠)を海のソーセージというが、ナマコにはソーセージのように栄養は無い。
ナマコにはタンパク質が微量ながら含まれているが、この貴重なタンパク質もコラーゲン繊維の結合組織である為、
消化吸収が良くない。
他には灰分が少しあるだけで、ビタミンや糖質も少なく、ナマコの大部分は水分なのだ。
ホヤ(海鞘)も水分が多く、ナマコと同様、わずかなタンパク質、脂質、糖質とやや多めの灰分のみである。
しかし、ウニは生殖巣を食べるので、栄養的にはすぐれており、タンパク質、脂質も多く、ビタミンA、B1,B2なども含む。
また、ウニの赤褐色の色素となっているエキネノンやエキネクロールAは、ビタミンAと同じ働きを持っている。
ビタミンAは100g中、1200IUある。
ビタミンAには、目や皮膚、粘膜を保護する作用がり不足すると夜盲症になったり、肌荒れしたりする。
また、粘膜が弱くなるため、ウイルスなどが侵入しやすくなり、風を引きやすくなる。

