2016年12月29日
ウナギと梅干しの「食い合わせ」はホント?
ウナギと梅干しの「食い合わせ」はホント?
昔から、特定の食べ物同士をいっしょに、またはつづけて食べると、お腹をこわすなどといわれ、これらを
「食いあわせ」と呼び、避けてきた。
このようないい伝えは、まったく根拠のない迷信が多い。
食いあわせに出てくる食べ物は、毒化しやすいもの、消化しにくいもの、足が早いもの、お腹を冷やすようなものが多い。
昔は、保存がきかなかったり、食べ物の知識が不足していたため、たまたまそれらを食べあわせ、
お腹の調子を悪くした人が多かったのではないだろうか。
「ウナギ(鰻)と梅干し)は、よくこの食いあわせの代表とされるが、この二つを食べあわせるとお腹をこわすといわれ、
ひどくなると死ぬとまでいわれた。
江戸時代、夏の暑いときに「う」のつくものをとると夏まけしないと信じられていた。
その代表であるウメと、同じ「う」がつき、夏やせによしとされていた土用ウナギを組みあわせると、
たちまち体によくない食いあわせに変身するわけである。
「タニシ(田螺)とそば」も腹痛をおこすといわれた。
タニシにかぎらず、貝類は夏の産卵期に毒化しやすい。
タニシを夏に食べ、食あたりをおこすことはりうることだが、タニシとそばの喰いあわせで、お腹をこわすことは、まずありえない。
ほかに「カニ(蟹)と柿」もある。
カニは、自家消化が早く、腐りやすい。
腐ると体に害を及ぼす成分を発生することがあり、中毒も起こしやすいのだ。
また、柿は消化が悪いので、古いカニと柿の場合にはこの食いあわせは成り立つのかもしれない。
以下は、昔からいい伝えられている魚介類の喰いあわせである。
カニと氷水
タコと柿
タコと梅
アサリと松茸
ハマグリとみかん
タニシとカラシ
タニシとうど
フグと小豆(アズキ)飯
フグと夏菜
コイと小豆(アズキ)
フナとからし菜
ドジョウととろろ
など
byチェリー号船頭の雑学
昔から、特定の食べ物同士をいっしょに、またはつづけて食べると、お腹をこわすなどといわれ、これらを
「食いあわせ」と呼び、避けてきた。
このようないい伝えは、まったく根拠のない迷信が多い。
食いあわせに出てくる食べ物は、毒化しやすいもの、消化しにくいもの、足が早いもの、お腹を冷やすようなものが多い。
昔は、保存がきかなかったり、食べ物の知識が不足していたため、たまたまそれらを食べあわせ、
お腹の調子を悪くした人が多かったのではないだろうか。
「ウナギ(鰻)と梅干し)は、よくこの食いあわせの代表とされるが、この二つを食べあわせるとお腹をこわすといわれ、
ひどくなると死ぬとまでいわれた。
江戸時代、夏の暑いときに「う」のつくものをとると夏まけしないと信じられていた。
その代表であるウメと、同じ「う」がつき、夏やせによしとされていた土用ウナギを組みあわせると、
たちまち体によくない食いあわせに変身するわけである。
「タニシ(田螺)とそば」も腹痛をおこすといわれた。
タニシにかぎらず、貝類は夏の産卵期に毒化しやすい。
タニシを夏に食べ、食あたりをおこすことはりうることだが、タニシとそばの喰いあわせで、お腹をこわすことは、まずありえない。
ほかに「カニ(蟹)と柿」もある。
カニは、自家消化が早く、腐りやすい。
腐ると体に害を及ぼす成分を発生することがあり、中毒も起こしやすいのだ。
また、柿は消化が悪いので、古いカニと柿の場合にはこの食いあわせは成り立つのかもしれない。
以下は、昔からいい伝えられている魚介類の喰いあわせである。
カニと氷水
タコと柿
タコと梅
アサリと松茸
ハマグリとみかん
タニシとカラシ
タニシとうど
フグと小豆(アズキ)飯
フグと夏菜
コイと小豆(アズキ)
フナとからし菜
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など
byチェリー号船頭の雑学
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2010.8.6.
byチェリー号船頭の雑学
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Posted by チェリー号船頭 at 01:29│Comments(0)
│やさしい魚の栄養学