2017年10月22日
サケを奉納する”サケまつり”
サケを奉納する”サケまつり”
千葉県・山倉大神、福岡県・鮭神社
千葉県香取郡山田町の山倉大神では、毎年十二月七日に神前にサケ(鮭)を奉納するサケ祭りが行われる。
この祭りにはつぎのような伝説がある。
かって、この地方では疫病が流行し、人々がつぎつぎと死んでいった。
ちょうどそのころ、弘法大使がこの地を訪れ、村の悲惨な状態を救おうと、山倉大神へ願をかけはじめた。
その成果があり、その後しばらくして疫病は完全にとだえたのである。
村には栗山川という川が流れており、ちょうどその川にサケがのぼってきた。
人々は弘法大使に感謝し、そのサケを捧げ、山倉大神へもおそなえいたという話である。
また、福岡県の嘉穂郡嘉穂町にある鮭神社にも、同じようにサケをそなえる祭りがある。
この土地には、鮭大明神の祭りの季節になると、海神(豊玉姫命(とよたまひめのみこと))
がその御子鵜葺草葺不合尊(うがやふあえずのみこと)のもとへ使者として遣わしたサケが
この土地を流れる遠賀川をのぼり、俎石といわれる石を礼拝しにくるという伝説がある。
このサケが川を上ってきたら、その年は豊作になり、一方途中でサケが食べられてしまったら災いにあうという。
そのサケをとって食べた人は、目が見えなくなるか、または家が滅びてしまうという話である。
鮭神社には、鮭大明神が祀られていて、境内には鮭塚もあり、十一月十三日の祭りの日には、ここにサケがそなえられる。
サケがとれた年はそのサケをそなえるのだが、三十数年、遠賀川にサケは現れず、かわりに大根でつくったサケをそなえていた。
ところが昭和五十三年に、サケがこの川をのぼってきたのである。
このサケはさっそく鮭神社に奉納され、鎮魂式が行われたという。
byチェリー号船頭の雑学
千葉県・山倉大神、福岡県・鮭神社
千葉県香取郡山田町の山倉大神では、毎年十二月七日に神前にサケ(鮭)を奉納するサケ祭りが行われる。
この祭りにはつぎのような伝説がある。
かって、この地方では疫病が流行し、人々がつぎつぎと死んでいった。
ちょうどそのころ、弘法大使がこの地を訪れ、村の悲惨な状態を救おうと、山倉大神へ願をかけはじめた。
その成果があり、その後しばらくして疫病は完全にとだえたのである。
村には栗山川という川が流れており、ちょうどその川にサケがのぼってきた。
人々は弘法大使に感謝し、そのサケを捧げ、山倉大神へもおそなえいたという話である。
また、福岡県の嘉穂郡嘉穂町にある鮭神社にも、同じようにサケをそなえる祭りがある。
この土地には、鮭大明神の祭りの季節になると、海神(豊玉姫命(とよたまひめのみこと))
がその御子鵜葺草葺不合尊(うがやふあえずのみこと)のもとへ使者として遣わしたサケが
この土地を流れる遠賀川をのぼり、俎石といわれる石を礼拝しにくるという伝説がある。
このサケが川を上ってきたら、その年は豊作になり、一方途中でサケが食べられてしまったら災いにあうという。
そのサケをとって食べた人は、目が見えなくなるか、または家が滅びてしまうという話である。
鮭神社には、鮭大明神が祀られていて、境内には鮭塚もあり、十一月十三日の祭りの日には、ここにサケがそなえられる。
サケがとれた年はそのサケをそなえるのだが、三十数年、遠賀川にサケは現れず、かわりに大根でつくったサケをそなえていた。
ところが昭和五十三年に、サケがこの川をのぼってきたのである。
このサケはさっそく鮭神社に奉納され、鎮魂式が行われたという。
byチェリー号船頭の雑学
名古屋港のシーバス
2013.1.27.
byチェリー号船頭の雑学
2013.1.27.
byチェリー号船頭の雑学
Posted by チェリー号船頭 at 00:37│Comments(0)
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