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Posted by naturum at

2015年11月15日

タイでないタイ

タイでないタイ
あの王者といわれ、祝いごとには欠かせない美しい魚、タイ(鯛)。
ひとくちでタイというが、タイと名のつく魚はひじょうに数が多い。
アコウダイ(阿候鯛)、アサヒダイ(朝日鯛)、アマダイ(甘鯛)、イボダイ(疣鯛)、イシダイ(石鯛)、キンメダイ(金目鯛)、
ブダイ(武鯛)、タカノハダイ(鷹羽鯛)、・・・・
こうならべていくときりがない。
日本近海でとれるもので数十種、世界中のタイを集めれれば、数百種類にもなるという。
ところが生物学的にタイと認められる種類は、マダイ(真鯛)、キダイ(黄鯛)、クロダイ(黒鯛)、チダイ(血鯛)、ぐらいなのである。
アコウダイはフサカサゴ科に属する深海魚であり、イシダイはイシダイ科という独立した魚で青黒い縞が特徴、キンメダイはキンメダイ科の
赤い魚、ブダイはベラに近い魚という具合に、名はタイであってもまったく別種の魚なのである。
生物学的にいうタイとは背びれにあるトゲが11本または13本、臼歯がよく発達した魚だけをさす。
偽物といっては過言かもしれないが、タイでないタイがこれほどまで多い理由は、古くからの日本人のタイ信奉によると思われる。
姿や色が少しでも似ていれば、魚の王者タイに見立てて名前をつけたのである。
魚赤byチェリー号船頭の雑学魚赤
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Posted by チェリー号船頭 at 01:00Comments(0)おもしろ雑学