2016年01月30日
ハシリのサンマは冷凍品がうまい
ハシリのサンマは冷凍品がうまい
サンマ(秋刀魚)は八月中旬から九月中旬にかけて、ハシリとして店頭にならびはじめる。
このころのサンマは、みな漁獲されたばかりの鮮魚かというと、そうでもない。
この時期は前年にとれた冷凍サンマがどっと放出されるときでもあるのだ。
漁獲されたサンマだけでは、需要に供給がおいとかないためである。
まず「三尾で200円」などと安売りされている大型サンマは冷凍と思っていい。
サンマは大型、中型、小型がまざって漁獲されるが、ハシリのころは大型魚はひじょうに数がすくない。
そのため、150グラム以上の大型サンマは、110~120グラム程度の中型サンマの何と三倍もの値段になってしまう。
大型にもかかわらずやすいのは冷凍サンマだというわけになるのだ。
しかし鮮魚にしても、ハシリのころはまだ脂肪がのりきっていない。
前年の旬のころの、脂肪がのった安い冷凍サンマを買うのも、うまい買い方といえるのである。
冷凍サンマは、開いて塩をし、2~3時間日にあてると、味がしまってぐっと美味になる。
また、味醂、砂糖、みそをといて少し火にかけたものに、ひと塩したサンマを漬けて一晩おいたみそ漬けも、なかなかオツな味である。
さてハシリを過ぎ、九月も中旬となって本格的なサンマの季節を迎えると、需要を補えるくらいの漁獲があるため、
冷凍物はそれほど出まわらなくなる。
そして値も下がるが、やはり冷凍物より高めである。
ところで、なるべく新鮮なサンマを見分けるには、背が黒紫色で、腹は銀白色に光っていろかを見る。
また、脂肪がよくのっている物は、尾のつけ根の部分が黄色くなっているのですぐわかる。
一般にメスのほうがおいしいといわれるが、雌雄の区別は下あごの色でわかる。
オスはオレンジ色で、メスはオリーブ色である。
byチェリー号船頭の雑学 
サンマ(秋刀魚)は八月中旬から九月中旬にかけて、ハシリとして店頭にならびはじめる。
このころのサンマは、みな漁獲されたばかりの鮮魚かというと、そうでもない。
この時期は前年にとれた冷凍サンマがどっと放出されるときでもあるのだ。
漁獲されたサンマだけでは、需要に供給がおいとかないためである。
まず「三尾で200円」などと安売りされている大型サンマは冷凍と思っていい。
サンマは大型、中型、小型がまざって漁獲されるが、ハシリのころは大型魚はひじょうに数がすくない。
そのため、150グラム以上の大型サンマは、110~120グラム程度の中型サンマの何と三倍もの値段になってしまう。
大型にもかかわらずやすいのは冷凍サンマだというわけになるのだ。
しかし鮮魚にしても、ハシリのころはまだ脂肪がのりきっていない。
前年の旬のころの、脂肪がのった安い冷凍サンマを買うのも、うまい買い方といえるのである。
冷凍サンマは、開いて塩をし、2~3時間日にあてると、味がしまってぐっと美味になる。
また、味醂、砂糖、みそをといて少し火にかけたものに、ひと塩したサンマを漬けて一晩おいたみそ漬けも、なかなかオツな味である。
さてハシリを過ぎ、九月も中旬となって本格的なサンマの季節を迎えると、需要を補えるくらいの漁獲があるため、
冷凍物はそれほど出まわらなくなる。
そして値も下がるが、やはり冷凍物より高めである。
ところで、なるべく新鮮なサンマを見分けるには、背が黒紫色で、腹は銀白色に光っていろかを見る。
また、脂肪がよくのっている物は、尾のつけ根の部分が黄色くなっているのですぐわかる。
一般にメスのほうがおいしいといわれるが、雌雄の区別は下あごの色でわかる。
オスはオレンジ色で、メスはオリーブ色である。


釧路から送られてきた新秋刀魚
2015`9.5.


byチェリー号船頭の雑学 

2015`9.5.





Posted by チェリー号船頭 at 23:10│Comments(0)
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