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2017年12月14日

端午の節句になぜこいのぼりなのか

端午の節句になぜこいのぼりなのか
”この子が立身出世をするように"・・・
というのが、こいのぼりの意味するところである。
昔からコイ(鯉)は出世魚といわれているが、このいい伝えの起こりは中国にある。
黄河の上流に竜門峡という急流の場所があり、そこにすんでいるコイがこの急流をのぼれば、竜になれるという伝説があった。
これを”登竜門”といい、コイが立身出世につながる縁起のいい魚とされたのである。
この伝説は日本にも伝わり、吉野川(奈良県)の上流地域に”竜門”という名までつけたりした。
そして、日本でもコイを出世できるめでたい魚とし、五月五日の端午の節句にこいのぼりを立て、
男子の成長を祝う習慣になったわけである。
このコイの幟(のぼり)は江戸時代の末ごろから武家で使われ始め、以前は武者絵が主流であった。
大正の頃より、一般でもコイの幟が立つようになったのである。
また、かっては生きたコイを初節句に送る風習等も地方には見られた。
こいのぼりのコイの数は、男の子が生まれるたびに増やしていくというのが一般体であるが、なかには、
多ければ多いほど出世すると十以上ものコイをはためかすところもあったようだ。
また、五月人形のなかに、「金太郎のコイ抱き」がある。
金太郎は元気で丈夫な男の子を意味し、丈夫で立身出世を、といった親の願いがこめられているわけである。
黄色い星 byチェリー号船頭の雑学 黄色い星

木曽、揖斐、長良河口の海苔ソダ
端午の節句になぜこいのぼりなのか

端午の節句になぜこいのぼりなのか

端午の節句になぜこいのぼりなのか

端午の節句になぜこいのぼりなのか


2011.12.18.カメラ
イカリ byチェリー号船頭の雑学 イカリ




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Posted by チェリー号船頭 at 01:15│Comments(0)旬と行事
 
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