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2016年03月03日

粒ぞろいのイクラは”合成品”

粒ぞろいのイクラは”合成品”
「もどき」商品の代表といえば「カニ(蟹)足」と呼ばれるカマボコ(蒲鉾)である。
これは、スケトウダラ(介党鱈)のすり身に、カニのくず肉を加え、縦に裂けるように線維組織をつくりあげた物である。
同じように、カマボコを材料にしたホタテガイ(帆立貝)風味のフライもある。
また、イクラのコピー商品も現れた。
この合成イクラは、まずゼラチンに海藻などを加えた「ソフトカプセル」という透明のやわらかい膜をつくる。
これに植物油を主体にして、イクラらしい味と匂いをつけた二種類の液体を注入した物である。
ふつうの鮨屋や弁当屋で使用されるイクラは、ほとんどがこの合成イクラだと思っていい。
わずかに歯ざわりがちがい、少し生臭みが薄く感じるが、ワサビをつけたり大根おろしであえたりして食べるとまず区別できない。
また、冷蔵庫に入れれば一週間以上も保管ができるし、コレステロールが少ないという長所もある。
合成イクラが多く出まわるようになったのは、特殊加工をするため極端に安くはないにしろ、本物のイクラの半額程度で買えるからである。
値段以外の違いとしては、合成イクラは、本物にくらべ、粒が丸々ときれいにそろっていてゆがんだ形の粒がないし、
赤い目玉も均一的である。
つまり、見た目に美しくそろい過ぎている物は合成だといえる。
さらに、卵の膜に粘着性がないため、ひとつひとつの粒がバラバラで光沢が薄いのも特徴だ。
こうした点をよく見れば、本物と合成の見分けがつく。
「もどき商品」としてはこのほかに、シシャモ(柳葉魚)の卵を材料にしたカズノコ(数の子)、カニ(蟹)、
の卵に色を付けたキャビアなどもある。
また、合成品やもどき商品ではないが、ランプフィッシュの卵をキャビアとして売っている場合もある。
熱帯魚 byチェリー号船頭の雑学 熱帯魚

名古屋港沖より飛島埠頭イカリ
2016.2.28.PM12:27`
粒ぞろいのイクラは”合成品”


ヨット byチェリー号船頭の雑学 ヨット





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