2018年02月09日
なぜ「秋サバは嫁に食わすな」なのか
なぜ「秋サバは嫁に食わすな」なのか
昔から嫁が食べさせてもらえなかったものがある。
二月ガレイ、(鰈)、五月蕨(わらび)、夏ダコ、秋なす、秋サバ(鯖)、秋ガマス(魳)などである。
それぞれ、この季節の物が、もっとも味がよいということからである。
「秋サバは嫁に食わすな」ということわざは、おいしい秋サバを嫁風情に食べさせてなるものかーーー
といった嫁いびりの姑根性を表している。
また一方、まったく正反対の解釈もある。
いくら秋サバがおいしいとはいえ、サバは腐りやすい。
大事な嫁が食あたりしてはいけない、というものだ。
どっちの意味にしても、秋サバが格別おいしことだけは、確かなのだ。
サバにはマサバ(真鯖)とゴマサバ(胡麻鯖)がある。
マサバを平サバ、ゴマサバを丸サバともいう。
ゴマサバには、その名のとおり体にゴマのような黒い点がたくさん付いている。
このことわざのサバは、黒い点のないマサバのことである。
マサバの産卵期は春で、その後体力を取り戻すために、えさを食べまくる。
十分、栄養をとったマサバは、秋になるころには脂肪がのり、おいしくなるというわけである。
秋にサバを食べるなら、マサバを食べなければ損なのである。
また、腐りやすいサバを長持ちさせるために、内臓をとり去り、塩漬けにした「塩サバ」がある。
新鮮な魚が得られない山国になどで、よく食べられていた。
とくに京都地方では、祭りにサバ鮨が好まれ、
賀茂祭、祇園祭、時代祭、葵祭などには欠かせない食べ物となっている。
byチェリー号船頭の雑学
昔から嫁が食べさせてもらえなかったものがある。
二月ガレイ、(鰈)、五月蕨(わらび)、夏ダコ、秋なす、秋サバ(鯖)、秋ガマス(魳)などである。
それぞれ、この季節の物が、もっとも味がよいということからである。
「秋サバは嫁に食わすな」ということわざは、おいしい秋サバを嫁風情に食べさせてなるものかーーー
といった嫁いびりの姑根性を表している。
また一方、まったく正反対の解釈もある。
いくら秋サバがおいしいとはいえ、サバは腐りやすい。
大事な嫁が食あたりしてはいけない、というものだ。
どっちの意味にしても、秋サバが格別おいしことだけは、確かなのだ。
サバにはマサバ(真鯖)とゴマサバ(胡麻鯖)がある。
マサバを平サバ、ゴマサバを丸サバともいう。
ゴマサバには、その名のとおり体にゴマのような黒い点がたくさん付いている。
このことわざのサバは、黒い点のないマサバのことである。
マサバの産卵期は春で、その後体力を取り戻すために、えさを食べまくる。
十分、栄養をとったマサバは、秋になるころには脂肪がのり、おいしくなるというわけである。
秋にサバを食べるなら、マサバを食べなければ損なのである。
また、腐りやすいサバを長持ちさせるために、内臓をとり去り、塩漬けにした「塩サバ」がある。
新鮮な魚が得られない山国になどで、よく食べられていた。
とくに京都地方では、祭りにサバ鮨が好まれ、
賀茂祭、祇園祭、時代祭、葵祭などには欠かせない食べ物となっている。
byチェリー号船頭の雑学
名古屋港.弥富埠頭
2011.12.11.
byチェリー号船頭の雑学
2011.12.11.
byチェリー号船頭の雑学
Posted by チェリー号船頭 at 00:49│Comments(0)
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