2014年08月24日
タラバガニはじつはカニの仲間ではない
タラバガニ(鱈場蟹)にはハサミ二本プラス足が六本、合計八本しか足が無い。
カニ類は足が10本のはずである。
じつはタラバガニはカニといっても生物学的にはヤドカリの仲間なのだ。
カニ缶といえばタラバガニがいちばんおいしいといわれるが、皮肉な話である。
ところでカニは甲羅が堅いので何度も脱皮しながら成長していく。
脱皮を終わった直後は堅い甲羅に守られていないため、ひじょうに無防備な状態である。
脱皮をしたメスを守る愛情細やかな仕草を見せてくれるのが、このタラバガニのオスだ。
タラバガニはその名のごとく、タラ(鱈)の生息する深度200mほどの深海に住んでいる。
ここではオスとメスが別々の集団を組んでいるのだが、脱皮の時期に成ると、まずメスが岸辺にやってきて、
オスが到着するのを待つ。脱皮を守ってくれるナイト役のオスが必要だからである。
オスは岸辺に来ると、メスのハサミをそっと自分のハサミではさんでおさえる。
するとメスは自然に真ん中から割れ始めている甲羅を安心して脱ぐのだ。
そのあともオスはやわらかくなってしまったメスの体を抱きすくめるようなかっこうでメスを守る。
オス自身の脱皮は男らしく1匹だけでいわ陰に身をひそめて行う。
byチェリー号船頭の雑学
カニ類は足が10本のはずである。
じつはタラバガニはカニといっても生物学的にはヤドカリの仲間なのだ。
カニ缶といえばタラバガニがいちばんおいしいといわれるが、皮肉な話である。
ところでカニは甲羅が堅いので何度も脱皮しながら成長していく。
脱皮を終わった直後は堅い甲羅に守られていないため、ひじょうに無防備な状態である。
脱皮をしたメスを守る愛情細やかな仕草を見せてくれるのが、このタラバガニのオスだ。
タラバガニはその名のごとく、タラ(鱈)の生息する深度200mほどの深海に住んでいる。
ここではオスとメスが別々の集団を組んでいるのだが、脱皮の時期に成ると、まずメスが岸辺にやってきて、
オスが到着するのを待つ。脱皮を守ってくれるナイト役のオスが必要だからである。
オスは岸辺に来ると、メスのハサミをそっと自分のハサミではさんでおさえる。
するとメスは自然に真ん中から割れ始めている甲羅を安心して脱ぐのだ。
そのあともオスはやわらかくなってしまったメスの体を抱きすくめるようなかっこうでメスを守る。
オス自身の脱皮は男らしく1匹だけでいわ陰に身をひそめて行う。


ヒトデ

byチェリー号船頭の雑学



Posted by チェリー号船頭 at 00:07│Comments(0)
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