2014年08月24日
ボラには「へそ」がある
魚にはふつうヘソが無い。
小魚に成るまで母体内で育つ胎生の魚も多いが、みな、
ふ化後は卵黄から栄養を摂取するので、正式にhは卵胎生であり、母体とを結ぶヘソにあたる部分は必要が無いのだ。
しかしボラ(鯔、鰡)にはヘソがある。
といってもほんとうのヘソではなく、外見的にヘソに見えるようなソロバンの珠状のものをこう呼んでいるのである。
ボラのヘソの正体は幽門という胃の出口が発達したもので、ニワトリの砂嚢に似ている。
なぜこんなヘソ状のものができたかというと、ボラは泥を食べてしまうためだ。
彼らは泥を胃のなかに詰め込み、泥中の有機物質や小虫を栄養源として吸収する。
しかし不必要な泥自体は体外へ排出しなければならない。
そのため排出器官としての、発達した幽門が必要なのである。
byチェリー号船頭の雑学
小魚に成るまで母体内で育つ胎生の魚も多いが、みな、
ふ化後は卵黄から栄養を摂取するので、正式にhは卵胎生であり、母体とを結ぶヘソにあたる部分は必要が無いのだ。
しかしボラ(鯔、鰡)にはヘソがある。
といってもほんとうのヘソではなく、外見的にヘソに見えるようなソロバンの珠状のものをこう呼んでいるのである。
ボラのヘソの正体は幽門という胃の出口が発達したもので、ニワトリの砂嚢に似ている。
なぜこんなヘソ状のものができたかというと、ボラは泥を食べてしまうためだ。
彼らは泥を胃のなかに詰め込み、泥中の有機物質や小虫を栄養源として吸収する。
しかし不必要な泥自体は体外へ排出しなければならない。
そのため排出器官としての、発達した幽門が必要なのである。


Posted by チェリー号船頭 at 23:54│Comments(0)
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