2014年09月03日
魚は味が分かる?
釣り用語に”あたり”ということばがある。
”あたり”とは、ふつう魚がエサに食い付いたことを意味しているようだが、実際にはエサの味見をしていると考えるべきである。
魚も、人間と同じように、甘味、酸味、辛味、苦味の四つの味がわかる。
人間の舌にある味覚を感じるための味蕾(みらい)という細胞が魚にもちゃんとあるからだ。
ただ味蕾は人間のように舌だけでなく、口内、ヒゲ、ヒレといった部分にもある。
むしろ舌は味覚に対しては鈍感で、食物を食道に押しやる役目のほうが大きい。
そのほか魚にはくちびるにも味蕾があり、ここでエサの味見をすることができる。
くちびるでチョンチョンとエサをつついて下見をしているのを、食いついたとかんちがいして釣り竿をあげてしまうと、
残念ながら釣り逃がす結果になる。
特にカワハギ(皮剥)などはくちびるの味覚が発達しているので”あたり”には注意が必要といえるだろう。
ところで魚の味覚の程度だが、砂糖に対する味感覚の実験によると、ふつうの魚で人間の約七倍、敏感な魚ではなんと六十倍もあるという。
byチェリー号船頭の雑学
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”あたり”とは、ふつう魚がエサに食い付いたことを意味しているようだが、実際にはエサの味見をしていると考えるべきである。
魚も、人間と同じように、甘味、酸味、辛味、苦味の四つの味がわかる。
人間の舌にある味覚を感じるための味蕾(みらい)という細胞が魚にもちゃんとあるからだ。
ただ味蕾は人間のように舌だけでなく、口内、ヒゲ、ヒレといった部分にもある。
むしろ舌は味覚に対しては鈍感で、食物を食道に押しやる役目のほうが大きい。
そのほか魚にはくちびるにも味蕾があり、ここでエサの味見をすることができる。
くちびるでチョンチョンとエサをつついて下見をしているのを、食いついたとかんちがいして釣り竿をあげてしまうと、
残念ながら釣り逃がす結果になる。
特にカワハギ(皮剥)などはくちびるの味覚が発達しているので”あたり”には注意が必要といえるだろう。
ところで魚の味覚の程度だが、砂糖に対する味感覚の実験によると、ふつうの魚で人間の約七倍、敏感な魚ではなんと六十倍もあるという。


ゼンメ
常滑沖で

byチェリー号船頭の雑学
常滑沖で




Posted by チェリー号船頭 at 22:53│Comments(0)
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