2015年08月08日
カレイ、ヒラメは海のカメレオン
カレイ、ヒラメは海のカメレオン
カレイ(鰈)、ヒラメ(鮃)は、体表を保護色にかえる”技”を持っている。
光に対してひじょうに敏感で、黒褐色の側の体表に色素胞を、広げたり(暗色)縮めたり(明色)して、周囲と同じ色にかわるのである。
色彩のほとんどない海の底にすんでいるためか、明暗(モノトーン)の変化だけではあるが、砂の上で砂模様に似せ、
小石まじりのところでは小石模様を現すというこった変化を示す。しかも変色に要する時間はわずか15分~20分といわれている。
ただしこの判断、どうやら目で行っているらしく、砂の上でも頭部だけ黒くしてやると体全体を黒くかえてしまう。
黒いところちいると錯覚してしまうのだ。
これでは”頭かくして尻かくさず”で、かえってめだってしまう。
海底でしか適用しない保護色変化といえる。
カレイやヒラメは、幼魚のうちから、飼うと大変よくなれる、頭のよい魚だ。
捕食の方法も頭脳的で、保護色になったり扁平な体を砂に埋めたりして海の底に横たわって小魚を狙ったり、
ゴカイ(砂蚕)などの潜む砂上に身を伏せて息苦しく成って出てくるところを捕らまえたりする。
また、舟の影などにも敏感に反応してすばやく逃げるのだが、そのためにかえって、簡単に見つかってしまうドジな面も持っている。
byチェリー号船頭の雑学
カレイ(鰈)、ヒラメ(鮃)は、体表を保護色にかえる”技”を持っている。
光に対してひじょうに敏感で、黒褐色の側の体表に色素胞を、広げたり(暗色)縮めたり(明色)して、周囲と同じ色にかわるのである。
色彩のほとんどない海の底にすんでいるためか、明暗(モノトーン)の変化だけではあるが、砂の上で砂模様に似せ、
小石まじりのところでは小石模様を現すというこった変化を示す。しかも変色に要する時間はわずか15分~20分といわれている。
ただしこの判断、どうやら目で行っているらしく、砂の上でも頭部だけ黒くしてやると体全体を黒くかえてしまう。
黒いところちいると錯覚してしまうのだ。
これでは”頭かくして尻かくさず”で、かえってめだってしまう。
海底でしか適用しない保護色変化といえる。
カレイやヒラメは、幼魚のうちから、飼うと大変よくなれる、頭のよい魚だ。
捕食の方法も頭脳的で、保護色になったり扁平な体を砂に埋めたりして海の底に横たわって小魚を狙ったり、
ゴカイ(砂蚕)などの潜む砂上に身を伏せて息苦しく成って出てくるところを捕らまえたりする。
また、舟の影などにも敏感に反応してすばやく逃げるのだが、そのためにかえって、簡単に見つかってしまうドジな面も持っている。


名古屋港水族館で

byチェリー号船頭の雑学




Posted by チェリー号船頭 at 01:51│Comments(0)
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