2015年10月01日
サメとフカはどうちがう?
サメとフカはどうちがう?
サメ(鮫)とフカ(鱶)は異なる魚と思っている人が意外に多い。
あるいはサメの大型がフカだと考えている人もいるはずだ。
しかしサメとフカは同じ魚であり、地方によっては名称が事なっているだけのことである。
大ざつぱにいうと関東以北ではサメ、関西ではフカと呼んでいる。
おもしろいことに、大きなサメをフカといい、関西では大きなフカをサメという。
まったく逆の呼び方をするのでまぎらわしい。
九州・四国では小さくても大きくてもフカであるが、高知県ではジンベイザメ(甚平鮫)だけをサメという。
さらに出雲地方では、サメのとをワニと呼ぶ。
「因幡の白兎」に登場する「ワニ」はサメのことなのである。
学術的に統一された標準和名はサメだが、地方によっては現在でもフカとかワニといっている場合もある。
たとえばサザエワニはネコザメ(猫鮫)のことであり、ネコザメはネコブカと詠んでいる土地もある。
カセワニは標準和名がシュモクザメ(撞木鮫)、さらにシュモクブカという場合もある。
ところで、サメの腹に吸いついているコバンザメ(小判鮫)は、サメといっているがサメの種類ではない。
コバンザメ目コバンザメ科という、独立した種類である。
byチェリー号船頭の雑学
サメ(鮫)とフカ(鱶)は異なる魚と思っている人が意外に多い。
あるいはサメの大型がフカだと考えている人もいるはずだ。
しかしサメとフカは同じ魚であり、地方によっては名称が事なっているだけのことである。
大ざつぱにいうと関東以北ではサメ、関西ではフカと呼んでいる。
おもしろいことに、大きなサメをフカといい、関西では大きなフカをサメという。
まったく逆の呼び方をするのでまぎらわしい。
九州・四国では小さくても大きくてもフカであるが、高知県ではジンベイザメ(甚平鮫)だけをサメという。
さらに出雲地方では、サメのとをワニと呼ぶ。
「因幡の白兎」に登場する「ワニ」はサメのことなのである。
学術的に統一された標準和名はサメだが、地方によっては現在でもフカとかワニといっている場合もある。
たとえばサザエワニはネコザメ(猫鮫)のことであり、ネコザメはネコブカと詠んでいる土地もある。
カセワニは標準和名がシュモクザメ(撞木鮫)、さらにシュモクブカという場合もある。
ところで、サメの腹に吸いついているコバンザメ(小判鮫)は、サメといっているがサメの種類ではない。
コバンザメ目コバンザメ科という、独立した種類である。


名古屋港水族館で

byチェリー号船頭の雑学




Posted by チェリー号船頭 at 01:55│Comments(0)
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