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2014年10月24日

カレイとヒラメの寄り目は生まれつき?

「左ヒラメ(鮃、比目魚)に右カレイ(鰈)」ということばがある。
目の位置によるヒラメとカレイの識別方法をいったものである。
もっともカワガレイという魚は目が左側にある。
またヤリガレイは「カレイ」と呼ぶがヒラメ科の魚であったり、やはり例外は存在する。
いずれにしろヒラメもカレイも体の左右どちらかに両眼が寄った魚である。
ところがどちらの魚も生まれた時は、ごくふつうの魚と同じに体が平たくもないし、目も左右にひとつずつあるのだ。
ヒラメもカレイも、ふ化して二週間から1ヶ月くらいたつと、目の移動をはじめる。
ヒラメは右目が左目に少しずつ動いていき、カレイは反対に左目が右目に近づいていくのである。
体長でいうと、おおよそ9㎝前後から移動を始め20㎝くらいで移り終わるという。
なんのために両眼が片側に寄る必要があるのか。
それは海底での定着生活をするためだ。
カレイやヒラメはどちらかの側を海底の砂につけて潜伏している。
体色は砂の色に合わせた保護色をしており、なにも知らずに近寄ってきた魚を捕食する。
そのために体が平たくなることで隠れやすくなり、それにともない目も一方に寄り、エサを認識しやすくしているわけだ。
キラキラbyチェリー号船頭の雑学キラキラ

エイ
木曽河口で
カレイとヒラメの寄り目は生まれつき?



青い星byチェリー号船頭の雑学青い星




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Posted by チェリー号船頭 at 01:49│Comments(0)おもしろ雑学
 
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